酔っ払った勢いでずるいと呟きたい

捻くれ者でケチでゲーマーとかいうタイプの対極をいく人におちた話。

二宮和也くんのソロ曲大賞 2017

はい!!!お久しぶりです。今回はただひたすら二宮くんが歌っている曲について語る回です。熱量がオタクのそれなのでついてこれない方も多いかもしれません。それでもいいです自己満なので。あ、でももし良ければ聞いて一緒にファンになってくれればもうこれ以上の悦びはございません!もしよければ!ぜひ!!!!(もはや強制してる)とりあえず!自己満の枠を出ません!!!!!ひゃっほう!!!

 

今溜めてる下書きがあるんだけどなかなか進まなくて出さなくてこっちを後に書き始めて先に完成させてしまった。笑 

 

 

さて、二宮くんと言えば、ソロ曲に関してみなさんご存知「表現の怪物、鬼才」と呼ばれていますが(勝手に呼んでる)、昔と現在ではだいぶ歌い方も声の高さも変わり、表現の仕方に違いが出てきております。そんな変化も今回は表現力の一部と考えてランキング化したい、と思いましたが大変なのでやめます。

そんな客観性なかったわ自分。それよりも、ただただ私が好きな曲と理由を挙げちゃうね。

 

※全て私個人の趣味嗜好です。そして今現在(2017/12/20)までの私が一番聞いてるランキングです。

 

(そういう意味でのこの題名ね。分かりづら。釣りかよ。詐欺タイトルじゃねえか。何でも言ってくれ。今年度の私がよく聞いた二宮ソロって意味ね。え?元々そう思った?ありがとう。

とりあえず私は気分が変わるとすぐ聞いてる曲が変わるんだ、それでも変わらないものを挙げたからまあ聞いてくれ。)

 

 

 

5. また今日と同じ明日が来る

 

 

なんといっても「どうすれば忘れられる?」の「られる」に全俺が震えた。なんだあのエロス。究極の色気じゃない????これ多分昔の二宮くんにはなかった表現な気がする。去年はほんとここばっかリピってて最終的になんでここが好きだったか分かんなくなった記憶。個人的には囁くところよりこちらの方が好きです。理由は「そんな日々が懐かしくて」は狙ってる感じがすごいから。好きなんだけど、「好きなんだろほらよ」なの。「どうすれば忘れられる?」はもうどうしようもなくって漏れちゃったって感じ。(でもそれも本当はわざと意図的に分かってやってるんでしょ知ってる。それでも堕ちちゃうんだからオタクってちょろいよね。はあ、罪。もっとやれ。)

他の理由に「そんな日々が懐かしくて」は 過去 の「懐古」だけど、「どうすれば忘れられる?」「叫び」とも「溜息」とも付かない「 未来 に向かった心からの嘆き」って感じだから好き。振り返ってそのぬるま湯に浸かるある意味甘えた行動じゃなくて、乗り越えるためのポジティブな苦しみが口からついてしまった感だから。今から変えられることなのにどうしようもなく彷徨ってる男の性が見える気がするから (まじでこいつ何言ってんだ)

まあ。こんだけ長文で書いてしまったくらいには好き。この曲で戻ってきたからね。

 

 

 

4.秘密

 

 

もう若さと可愛さで一位でもいいくらいなんですけど。私はやっぱり現在の二宮くんを推したいんでここは公平にジャッジしたいなと思いました(もはや公平って何という問い) 去年の今頃なんだか分からないけど永遠にループしてた。そういうことあるよね?なんだろうね。するめ曲、とはまた私の中で違うんだけど。噛んでも噛んでもというよりにもう噛まずに口に入れておきたい系(謎)。言い換えると、ちゃんと聞かなくてもBGMでいいから流しておきたい系。(伝わるかな)

やっぱり元気がでるよね。若さのエネルギーもあると思う。それだけじゃなくて二宮くんの温かさが伝わってきて。こう、見え見えな優しさじゃなくてさりげない行動の積み重ねでできた揺るがないもの、のような。相葉くんを見てる二宮ソング。マスクマンを見てこれはきっと幻じゃない!僕の目がくらんでるだけ!僕らにしか見えない秘密の架け橋ができちゃう!ってね。

はぁ。しあわせ。

 

 

 

 

 

3. どこにでもある唄。

 

いやあ。本当にこんな唄どこにもありませんで。 ないよなあ?私は知らんよ?あったら教えてほしいわ。

なんといっても作詞作曲二宮和也なのがデカい。やっぱり「自分が作った曲と詞」って一番世界観が明確に聞き手に伝わるんじゃないかな。2011年という時期も含めて、彼の伝えたいことというのが言葉というよりは感情としてダイレクトに伝わる感じ。普段うちらの会話が「感情」→「脳」→「言葉」→「相手の脳」→「相手の感情」だとしたらもう真ん中のめんどくさい過程ぶっ飛ばして「感情」から「感情」に振動として共鳴する曲。同じヘルツで自動的に無意識に鳴っちゃう。音叉もびっくり、人間って音叉になれるんだねって。

だから弱ってるときに特に聴きたくなります。解釈するとか鑑賞するとかそんな次元の音楽じゃないから。私のremedy(意: 治療薬)なんですよね。

イントロから始まるピアノの旋律。どこか悲しさを残した静寂な空間。その張り詰めるような空気に溶け込むギターのノイズ。そこから先は彼の独壇場です。周りの音もそれさえも観客にして、背景にして。この空気感に酔いましょう。

好きなフレーズは「気付いたら独りになって こわかった」の前後です。今回の場合はフレーズも好きなんだけど、この辺全体が「旋律」「歌詞」含めちょっと引いてみたときの空気感がぜんぶ好きなんです。プレシャス。尊い。知ることが出来て良かった。そんな思い。あとでも語るけどこれも二宮くんの経験からきてるんだろうな。

 

 

 

 

 

2. それはやっぱり君でした

 

 

切ない。儚い。辛い。尊い。けなげ。二宮和也の代名詞をつらつら並べていったような感想。この曲ってなんでこんな前向きな哀しさなんだろう。

私はいつも「そんなわけないのに頑張ってみる。。」でぐわぁぁあってきて「君には見えて 僕には見えない 酔っ払った勢いで ずるい と呟く」で死ぬほど切なくなります。たぶん、この感情も個人の経験からきてるのだろうと二宮くんの言葉を思い出しながら。でもこの苦しさを表現してくれる大きな優しさも感じながら。あなただけじゃないよって言ってくれてるみたい。恋愛って会ってないときにするものという名言をどこかで読んだけれど本当にその通りで。この曲の主人公もきっとまだこの恋が終わってないのだろうと、いや終わってはいけないと思っているのだろうと。いろんなことを感じさせます。

また二宮くんの歌い方もずるいんだ。「酔っ払った勢いで」の「勢い」の言い方とか天才的だよね。ここ好きすぎてブログのタイトルにしちゃったよ。やっぱりさ、お酒って単語はすっごく魅惑的なんだけど、簡単に雰囲気を出せる分、直接的な表現をしたり下品な描き方をすると曲全体が急にダサくなると思うのね。そこをすごくうまく使ってる。もうお手上げだな、って思う瞬間。

ついていきます、というよりついていかせて下さいだよ。懇願。頭下げさせて。笑

 

 

 

 

 

1. 決意の朝に (Aqua Timezカバー)

 

毎週日曜夜の10時から繰り広げられる二宮和也の妄想コントかつひねくれ哲学パスドラ劇場*1 にてのみ披露。誠にもったいない。円盤化してほしいと願っている。まあ、このレア度にこそ価値があるのかもしれないけれど。

おそらくこの曲は一発どりかやっても二回とかそんなもんで加工もほとんどしてないと思われる。彼は始めの一発にこだわりがあってそれは最初にこそ今までの経験が現れるからみたいなことどっかで言ってたよね(忘れた)。とりあえず私はこの曲の不安定さが逆に好き。味があるってどこか本筋とは外れるってことだと思う。音を外すのさえも表現の幅として見てしまう。それはあまりにも二宮くんに贔屓目ですかね。笑

 

特に好きなのは「生きていくことなんてさ きっと 人に笑われるくらいがちょうどいいんだよ」のところ。私の持論だけど、二宮くんは自分が共感できる歌詞の箇所はアクセントをどこか入れて目立たせて歌う人だと思うのね。その曲々に合わせて自分で解釈して山場を作りフックを散りばめて全体のバランスをみて調節してる感じ。わたしの好きな箇所はそのフックの一部って感じがするなあ。そして歌い方がなんとも優しいよね。すきだ〜〜

 

好きな理由が明瞭に文字にできないのだけれど。多分、あまりにも感情が前に前に出てるから、なのかな。聞いたことのない聞いてはいけない実は残酷ともとれる二宮くんの過去を垣間見てしまったような気分になる。ごめんなさい、でも私もその感情感じたことあるよ、って。小声で共感を示したくなるような。でも完全に分かった顔なんて、彼に失礼だから出来るわけなんてなくて。困ってしまう。結局は好みが分かれると思う。わたしにはそれがハマった。ただそれだけと言うべきか、それが全てと言うべきか。そういう曲だと思います。

 

 

 

番外編: 夢

 

運良くか悪くというべきかネットの波をサーフィンしたところばったり出会ってしまった。“二宮和也「夢」号泣” とだけタイトルには書かれていた。それは動画ではなく音源のみだったけれどいつかのツアーの盗聴だということだけは分かった。恐る恐る再生ボタンを押す。イヤホンからファンの黄色い歓声が耳を劈く。「うわあ」。この時点でヤバい気はしていた。サビに近づくに連れて二宮くんの声は弱々しくなって揺れていく。少しの間。歌が止まった。「ガンバレー!」ファンから声援が飛ぶ。え。やばい。ちょっと待って、やばい。やば...い...ものを聞いてる...。聞いちゃいけないんじゃないのこれ。二宮くんがいつも隠している秘密の扉をこじ開けてしまっているのか。色々考える...。 (略)  なんとか歌い終わりこちらもなんとか聞き終えた。わたしはドキドキしていた。世界で一番イヤホンから聞いた曲の中で感動した。いや、感動したという言葉が合っている気はしない、むしろ恐怖の方が先にきた。魂が震えた、叫んだ。自担が泣きながら歌っているのは後にも先にもこれだけかもしれないと思いながら彼の心境を想像してしまったがそんなことはしてはいけないと自制した。私などが彼の心の内を推し量るなどおこがましくて出来ないしそもそもするべきでない。曲を聴いたあとしばらくぼうっとしてしまった。

...出た。感動すると客観的に小説のやうに自分を書いてしまう癖。てか自分の感想しか言ってないね。曲がどうだったかって?なんかね、もうあんまり覚えてないし辛くて思い出せないんだよ。ん、聴けるよ、物理的にはね。でもわたしが聞きたくないって言ってるの。次聞くときはわたしの心がまたズタボロになってどうしようもなくなった時って決めてるの。とっておくの。ズタボロな時にこれが聞けるかは分からないけれど。(勝手にしろ)

 

 

 

さらに番外編: 痕跡(かこ), のうぜんかつら

 

これらは好きってことだけ言っとこう、だってCD化されてないもんね。「あなたが揺れちゃって」が最高に最強に好きすぎる話もしたいんですけど皆さんもし良ければ各自聞いてください。

 

 

 

はい!以上好きな曲ベスト5+番外編でした!なんか最後ほう曲の紹介みたいなランキングになった気がするし曲調被りまくりな気もするけど。まあいいや。本当に好きなものだから。

個人的にはですね、ランキングをつけるというよりも「わたしはこう感じました!」「ここがこういう理由で好きです!」「ひゃあああ!」っていうところを伝えたくて残したくて書いているのでそれが伝わってれば良しです。

 

そんなわけで今回は二宮くんを「人間感情音叉」とでも名付けて帰ろうと思います。

めちゃくちゃな文を読んでいただきありがとうございました。

 

散!

*1:BAY STORM。通称ベイスト。2002年10月4日より続くパーソナリティKazunari Ninomiyaのラジオ番組。