酔っ払った勢いでずるいと呟きたい

捻くれ者でケチでゲーマーとかいうタイプの対極をいく人におちた話。

落合陽一 × 二宮和也 のもつ化学変化

落合陽一という人間を、わたしは知らない。知らないといえど、Twitterはフォローして、一応彼のツイートを流し見するくらいの好奇心と興味はある。最初にわたしを揺さぶったのは、彼の経歴だった。東大に二回挑戦するも、失敗。筑波に行く。これだけで、興味が刺激された。かくいうわたしも浪人、高校の同級生はクラスの半数近くが有名難関国公立か医学部へ行く。ただ、当のわたしは頭が強いほうではなかったので、頭いい人たちに対して少しばかり斜に構えている節があった。そんなこんなで、ふうん、クラスにいたアイツみたいなタイプのやつかな。などという一番やってはいけない「勝手なカテゴライズ」をして、自分の中で理解しようとしていた。

 

 

二宮和也。こちら、わたしの推し。稚拙ながら、何度も語らせてもらっている。彼の興味深いところはこういう偏差値的なものではなくベクトルの違った頭の良さだ。ただ、落合さんと共通点がある。それは集中力があること。わたしは勝手にそう思っている。思考体力と集中力のバケモン。それが彼の底知れぬミステリアスさや矛盾をはらんだように見える思考を可能にしていると思うからだ。2018年6月24日の彼のラジオ、Bay Stormでは、その片鱗に触れることができた。

 

 

 

ネガティブすぎる自分に腹が立っている、というリスナーさんの投稿。それに対し、彼は次のように答えていた。

 

でも、しょうがないよね。
それで、生きてきちゃった以上。
変わんないと思う。
根幹がね。
変わらないもん。
でも、腹が立てってるんだったらさ、
ね~なんか、直りそうなもんだけどね。
そんなことでも、ないのかな~
直りそうなもんだけどねって、
この考えがもうすでに、
ポジティブなのかな~
そっか。
でも、腹が立ってるんだったら、
そんなことないと、思うんだけどな~
うん。
でも、オレ、基本的に・・・・・・、
オレもどっちかって言うと、
ネガティブ派思考なのね。
思考としては。
でも・・・なん、なんて言うんだろう。
たとえば、こう、
なにか、やなことが起きるんだろうな。
みたいな、考え、は、もちろんあるんだけど。
じゃあ、そこにおいて、なにがやなこと、
やなこととは、一体なんだろう、とか、
起こる、起こり得る、
デメリットはなんだろう、とか。
いろいろすごい、その・・・失敗をするとか、
なにか、が起こるっていうことに対して、
すごいリアリティ持って、考えるんですよ。
そうすっと、そういうことをずっとやってるから、
基本的に、まあ失敗する、見当が項目としてこう、
出てくるから、あまり緊張しないんですよ。
失敗のことを、すげ~リアルに、
こう突き詰めてくと。
うん。意外と。
なんにも分かってないで、
なにか、やなことがあるんだろう、とか、
っていうことを、
な、とちっちゃったら、どうしよう、とか、
噛んじゃったらどうしよう、とかさ、
考えながら緊張し、して、いって、
出ちゃうからさ、やっぱ大変、な、
ことになるわけじゃん。
じゃあ、なにで、噛んだろう、とか。
なんで、とちるんだろう、とか。
それは何故だろう。
ああ、言い回しが、自分とは合ってないんだ、とかさ。
台詞がなんか、納得出来てないんだ、とかさ、
じゃあ、なんで納得出来てないんだろうとか、
いろいろずっと考えてくと、ぴ~って。
基本的にもう、緊張とかしてる、時間はないね。
その、デメリットずっと、追いかけ続けると。
だ、基本的に、オレもネガティブ思考だよ。
基本は。
そういうことばっかり考えてる。
オレはもうネガティブに関して、
すごくストイックだから、ず~~~っと。
何故だろう?・・・みたいな。
ここでミスしたら、やだな~とかさ。
じゃあ、何故ミスするんですか、あなたは?
え?
準備が足らなかったんですね。
じゃあ、何故、その準備を怠ったんですか?
遊んでましたね?
はい。
そう、だから、ネガティブ、っていうのも、
なんかこう、深度が中途半端だと、
ってことは、
ネガティブじゃないんじゃない、その子。
と、思いません?
すげ~問い詰めていったら、
そんなことで、意外と、なかったとか、
あるからね。
そう。
だ、なにか、やなことが起こるんだろうな、
っていったときに、
っていうのは考えてるようで、
考えてないんだよ。
なにかが起きたときに、
そこに付随しちゃうんだけど。
自分が考え得るやなことを、
出してったときに、
なにか、やなことが起こるんだろうなって、
いうことで、
起こったことじゃないことで、
ネガティブになるよりも、
それは、私は考えてなかったから、
別にやなことではない、
っていう結論をこう、
結び付けることが出来るわけじゃん。
こんなこと想像していなかったっていう、
自分を恨むか、
それは、項目に上がっていないから、
やなことではないって、なるかっていう。
二択。
すべてはそこなんだよ。

 

ラジオでは言葉のノイズが好きなのでそのまま音声どおり、文字拾ってきた。

 

ネガティブに対してストイック。

 

二宮くんってフローチャートが書けそうな思考の仕方する。すごい。

 

こんな思考をする人。集中力っていうのはこの問いを投げかけ続けられる体力みたいなことを言ってる。

 

 

そして、今回。NHKのSwitchインタビューにて、落合陽一さんと我らにのみーが対談するらしい。いや、何事。初めて聞いた時のわたしは興奮しまくっていて、9/1が遠すぎて久しぶりに夏休みが早く過ぎてほしいと思った。しかし今日になって、NHK大阪放送局のツイートで目を覚ました。

 

 

「ファッ?!二宮くんから落合さんを指名しただと?!?!」これは話が違ってくる。 やべえべ。 少なくともわたしは、二宮くんのお姉さんが海外留学したのち院に進むような人である限りにおいて、似たような種類の人間が近くにいるからというか、意識高い人間に対して拒絶感や他人感はそこまでないと思ってる。

 

 どこで彼のことを知り、彼のどの部分に興味があり、また落合さんから見た二宮くんの気になる点はどこなのか。落合さんは人によって話す言語を変えない人だとどこかで拝借したが、二宮くんは臨機応変なタイプなのでこういうタイプの人間に対してどのようなアプローチをしていくのだろう。

 

 

 

興味がつきない。楽しみ。ひたすら。

それまで二宮くんが興味ありそうな落合さんの要素について妄想でもして待ってよっと。きもい?ありがとう。